Q1 同時に種類の違う野菜を育てられますか?
Ans
種類の違う野菜でも同時に育てられますが、発芽や発育が異なるため、管理やメンテナンスが大変です。
2〜3種ぐらいの栽培をおすすめします。
これはパセリとイタリアンパセリの混合栽培です。
Q2.育成ボックスの内側にラン藻が発生しました
Ans
育成ボックス内の4隅や、光の当っているところにラン藻が付着します。
空気中にある胞子が水と光のあるところに付着して繁殖するため、なかなか防止することができません。
15日ごとに育成ボックスの水をすべて交換すると、青コケの発生が少なくなります。
育成ボックスの洗浄は、メラミンスポンジで青コケをこすり取ってください。
4隅の狭いところは爪楊枝の先で落とし、完全に取り去ると再発生を防ぐことができます。
さらに頑固な青コケの除去には、お酢を使うとはがしやすくなります。
Q3.葉の先が茶色くなってしまいます
Ans
葉物の野菜の先端周辺が茶色くなる現象を、チップバーンと呼びます。主に肥料のカルシウム不足や湿度が関係するといわれています。
特に人に害はありませんが、見た目が良くないので食べる際に取り去ってください。
特に冬の寒い時期におきます、出来るだけ室内を暖かくして、蒸散を活発にさせてください。
Q4.春先にアブラムシが付きました
Ans
春から夏にかけて窓を開けておくと、風に乗ってアブラムシが植物(特にルッコラ、ホウレンソウ類)の先端に付着することがあります。
窓を開ける際は、網戸を使用するなど、虫が外から入らないようにしてください。また付着した時は、強めの水流で洗い落としてください。
市販のデンプン液剤を100倍に薄めてスプレーで散布すると死滅しますが、その際は野菜をしっかり水洗いしてください。
Q5.あまった種はどのように保管したらいいですか?
Ans
種は湿気と高温(30℃以上)が大敵です。冷蔵庫や湿度のない冷暗所で保管してください。
種によって異なりますが、ほとんどの種は種苗会社の保証は1年限りです。
Q6.成長に差がある場合、どのようにすれば良いですか?
Ans
同じ育成ボックスでの発育状況が異なるのは、主に光量の違いが原因です。
5日に1回育成ポットの位置を替えるローテーションを行ってください。
かなり均一な成長になります。
Q7.育成初期のものと育成後期のものを一緒に育ててもいいですか?
Ans
育成初期と後期のものを同時に育成は大変難しいですが、次の点を考慮しながら育成してください。
水の量は育成初期の1番上の水位線に合わせてください。肥料は約150倍の濃度にしてください。
そして育成初期の植物が、大きい葉っぱの陰になり光が照射されないと順調に発育しませんので、十分に光が当たるように葉の位置を調整してください。
Q8.水や肥料を追加しているうちに肥料の濃度が分からなくなってしまいました
Ans
肥料が多すぎるよりは、少ない方が良いとされています。
水を追加する際に、常に200倍に薄めた水を注ぐことで、肥料過多を防ぐことができます。
また新しい水に換える際、適正な肥料濃度を保ちましょう。
なお、肥料濃度はECメーター(リビングファームウェブショップで販売中)で測定すると、正確な濃度が判ります。
野菜によって異なりますが、ECメーターで1.2〜1.8くらいが適正です。
Q9.まいた種がどれも成長して、ポットが足りません
Ans
根がしっかりと伸び、茎があまり伸びすぎていない苗から順に育成ポットへ移植してください。
ポットに移植できなかった苗は、気候の良い時期であればプランターや畑に培地のまま植えられます。
継続したい場合は育成ポットに移植後、育成ボックスなどで底部を水に浸して太陽光や蛍光灯にあててください。
光が足りない場合は、徒長気味になります。
育成ポット10個(1000円 税込・送料別)、育成ボックスセット(3400円 税込・送料別)はリビングファームウェブショップで販売しています。
Q10.市販の液体肥料は使えますか?
Ans
水耕栽培用の液体肥料は特殊ですので、 専用の液体肥料をお使いください。
リビングファームウェブショップでは、ベジタブルライフA・1L(2,050円 税込・送料別)を販売しています。
こちらから
Q11.室温は植物の成長と関係ありますか?
Ans
室温は植物の成長にとって重要な要素です。
最適温度は15〜25℃で、寒すぎたり(5℃以下)暑すぎる(30℃以上)と極端に発芽率や成長が落ちます。
寒い冬はなるべく人が生活する場所で育てます。
Q12.育成ボックスに入れる水によって違いはありますか?
Ans
水道水、井戸水、市販のペットボトル入り飲料水など、ph5.5〜6.5の飲み水であればご使用できます。
ミネラルウォーターでも問題ありませんが、含まれているミネラルは吸収されます。
アルカリ性の強いイオン水は植物の成長には適していないので避けてください。また炭酸が含まれた水は避けてください