
今、日本における諸問題の1つとして超高齢化があります。
戦後の人口爆発のきっかけとなった団塊の世代がいよいよ70歳代になり、これから益々老人化社会となります。
体力、健康面では医療の発達で長生きできているなか、8年後2025年には認知症人口が700万に達するといわれております。現在500万人ぐらいのようです。
その認知症の発生を遅らせたり、進行を止めたりするために、最先端の化学薬品の開発と同時に、自然界の恵みを活用する研究が世界中でおこなわれているようです。
いろいろな病気の予防や治療などに最近注目されているのは抗酸化剤の1つであるポリフェノールです。
ポリフェノールと言っても世界中で数百から千ぐらいのものが発見されていますが、その中で認知症の予防や治療にはポリフェノールのいくつかが注目されておりました。
赤ワインに入っているレスペラトロールが脳内の血流を良くするということで認知症予防に利くととも言われ、その他ピーナッツの薄皮が良いとのTV報道もありました。
さらに緑茶などに含まれているミリセチンやカレーに含まれているクルクミンなども効果があるとのことです。
文藝春秋8月号で認知症の治療、予防、介護の最先端とういう記事で柳田邦男さんが取材して多くの方法を紹介しておりました。
最近認知症になる構造が明確になってきたようで、それはアミロイドβというタンパク質の一種が脳内に付着することによりアルツハイマーなどの認知症になるとのことです。
そのアミロイドβをいかに取り去るかあるいは付着させないかが課題のようで、その効果が特に優れているのがロスマリン酸という物質とのことです。
既に多くのマウス実験結果として効果が出ているとのことで、これからそのロスマリン酸のエキスを飲んで効果を調べる臨床実験が2016年から始まっているようです。
そのロスマリン酸が自然界で一番多く含まれているのがハーブの一種のレモンバームだそうです。
レモンバームはだいぶ前にもこリビングファームのオフィシャルサイトで報告させていただきましたが、レモンバームの香りを嗅ぐことで、脳に刺激を与えて認知症など予防できるとの情報を報告させていただきました。
それ以来リビングファーム実験室ではレモンバームを多く水耕栽培で育てて、時に嗅いだり、葉っぱを摘んでハーブ水にして飲んだりしておりました。
今回の情報ではレモンバームそのものに認知症予防、治療に役立つかもれないロスマリン酸が多く含まれているとのことです。


そこで1年中レモンバームをリビングファームの水耕栽培機器で育てて、収穫できるようにしたいと思います。
超高齢化社会に生きる我々としては認知症にいかにならずにすむかを考えており、この自然の恵みでもあるレモンバームの恩恵に浴せるように部屋をレモンバーム一杯にしたいと思います。
レモンバームは種から水耕栽培で1年中部屋の中で容易に育てられ、一度大きくすると約1年以上も緑濃い葉っぱで一杯になります。
夏はレモンバームのハーブ水も飲みレモンとミントの爽やかな香りを楽しみ、冬はハーブティーにして体を温めながら認知症の治療になれば最高ですね。
レモンバームの水耕栽培方法(ココベジキットを使って)
レモンバームの種は大変小さいのでウレタン培地には3個ぐらい植えます.
発芽は3〜5日で始まりますが、それからの発育はゆっくりです。
培地から根が6〜8cm出始めたら育成ポットに定植します



育成ポットにハイドロボールで固定してから、育成ボックスに入れてからは充分に光をあてます。
日中はできるだけ陽の当たる場所に置き、夜間はLED、か蛍光灯スタンドの光を当てます。日中での陽の光の強さと長さが成長に大きく影響します。

定植後15〜20日ぐらいで根も大きく伸びて、葉っぱもレモンバームらしくなります


レモンバームを別な水耕栽培で育てる方法もあります。
このようにある程度の大きさに育った苗をハイドロボールだけのポットに入れ、
液肥を与えつづけるとインタリアとしてかわいいレモンバームになります。

レモンバームは陽の光を好みます、日中は窓辺においてあげます

1日中室内で育てるにはリビングファーム水耕栽培のLEDが必要です。
冬の寒い時期でも、室内で青々と育ってくれます。

レモンバームを育てる水耕栽培キットは


