
自作・DIYでパクチー、パセリそしてリーフレタスを水耕栽培で育てる
最近の天候不順などで野菜が高騰していたり、無農薬野菜などを食べたい健康志向から植物工場野菜が注目されています。

その植物工場野菜はほとんど水耕栽培で育てられております。
その水耕栽培野菜をご家庭で手軽に育てることが出来る方法がリビングファームシステムです。
その水耕栽培方法にはいろいろな方法がありますが、始めて水耕栽培を始める方にとっては最初から高額な投資をしないで、自作したりDIYなされることを推奨します。
まず水耕栽培を始めるには植物の育ち方について少し知ってください
野菜を水耕栽培で育てるのに必要な要素は種、水、肥料そして光です。

外で育てる露地栽培は太陽光を活用できますが、寒い冬、暑い夏などは難しいです。
また都会の方にとっては良い畑を見つけるのは無理です。
そこでお部屋の中でも陽の当たる場所を活用したり、LEDや蛍光灯などを上手く使っても美味しい、栄養価があり新鮮な野菜が水耕栽培で出来ます。
種はホームセンターやガーデンショップで購入できます。
肥料は水耕栽培専用肥料を使用すれば失敗しません。
作られる野菜は葉物野菜が中心ですがハーブ野菜や花などがあります。
まずパクチー、パセリ、バジルそしてリーフレタスなどの野菜をお部屋の中で手軽に水耕栽培で育ててみましょう。



現在種苗会社では水耕栽培専用の種を販売しているところはないようです。
リビングファームサイトでは数年間の実験によってリーフレタスなどの水耕栽培に向いた野菜を記載しております、参考にしてください。
『水耕栽培でこんな野菜ができます』
お近くのショップやリビングファームサイトで育てたい野菜をを求めてトライしてください。
リビングファーム育苗キット

種を植える場所を培地と言いますが、水耕栽培ではウレタン製のスポンジ培地が最適です。
リビングファームでは25mm角のスポンジ培地にH形のスリット(切れ込み)があり、1個から3個までの種を植えることが出来ます。
このウレタン培地は植物の根がどんどん伸びるに最適なスポンジ発泡になっています。

まず培地をしっかりと水に浸し、培地に上から1cm以内に種を入れジョウロで水を差します。
種の発芽に必要な要素は『水』と『酸素』と適温です。
また種によって光が必要なものと暗いところで発芽するものとがあります。
種に水が浸透始めると発芽ホルモンが発生して、種の中で根が出、芽が出始めます。
その途中で水枯れがあると発芽が止まり、再発芽が出来ませんので培地が乾燥しないように透明ラップなどで被います。
温度も重要で室温が10度以下、35度以上だと発芽しないことがあります。
ウレタン製のスポンジ培地は水を保持しながら空気も保持するので、種の発芽に最適です。
パクチーなどは硬い殻に囲まれているので、必ず殻をプラスチックハンマーなどで割ってあげます。
中から二つのタネが出てきますので、それを培地に植えます。
種を植えたスポンジ培地を2cmぐらいの高くしたトレイ(リビングファームでは育苗トレイ)の上で発根、発芽を待ちます。

育苗トレイは培地から出てくる根が抵抗無く真っ直ぐに伸びる空間を作ります。
培地をスキマをのぞいてください、培地からまず根が出始めます。
さらに子葉が培地のスキマから出て、その後本葉が出始めます。
数日経つとスリットのスキマから芽が出始めます.
それからは透明ラップは外します。

リーフレタス類は約3〜5日、パセリ、イタリアンパセリ 10〜15日、バジル 5〜8日、ルッコラ 5〜8日
エンダイブ 5〜8日、アイスプラント 10〜15日以上、ケール 3〜5日、パクチー 6〜10日(種の殻を割ります)
発芽率(芽が出た種を植えた種で割り*100)は野菜、種苗会社によって異なります。通常80%以上、アイスプラントは60%以上


培地から芽が出始めたときから直ぐに光を当てます。
日中は陽の当たる場所に8時間以上、出来るだけ長く置いてあげます。
夜間はお持ちの蛍光灯スタンドかLEDスタンドの光を当てます。
光が少ないと茎だけが伸びる徒長現象になります。徒長が激しい場合は再度種植えから始めます。

その頃までは芽は子葉から栄養をもらっていますが、本葉が出始める頃は栄養が不足します。
発芽してから10日目ぐらいからは液体肥料を与えます。
リビングファームでは水耕栽培専用のベジタブルライフA(大塚製薬会社の子会社製)を推奨します。
この肥料は一液でチッソ、リン酸、カリウムなどの主要元素とカルシューム、マグネシュームなどの微量元素が全て含まれており水耕栽培には最適の肥料です。
多くの植物工場でもこの肥料を多く使っており、150倍から200倍に薄めて使用します。

芽が成長していくのに大事なのは光です。
1日8時間以上は太陽の光に当て、夜間はLEDか蛍光灯スタンドの光を8時間以上当てます。
野菜によって異なりますが、10〜15日ぐらいすると、苗も大きくなり、根が8cm〜15cmぐらいに成長した頃が定植の時期です。


【苗を水耕栽培でなさる方】
育成ココベジキットを用意します。

この苗をハイドロボールで育成ポットに固定します。
ハイドロボールはハイドロコーンとも言いますが、土を高温で焼き上げて多孔質の塊にしたもので水耕栽培によく使われます。
ハイドロボールには軽石のように小さな空間があり、そこに水や肥料そして空気などをためます。
苗からの根はそのハイドロボールのスキマに伸びていき、根の毛根から水や肥料そして酸素を吸収します。
ハイドロボールには土の代わりをしますが、ハイドロボールには微生物や雑菌が無い為,根が腐ることはありません。
また使い終わってからハイドロボールをしっかりと水で洗浄してから、陽の光で殺菌しながら乾燥して再利用できます。

育成ポットの底に大き目のハイドロボールを並べます。
培地からの長く伸びている根を育成ポットの底のスキマから出し、培地をハイドロボールに置きます。
培地を真ん中に置き、周囲をハイドロボールで固定します。
培地が綺麗に隠れるように小さなハイドロボールで被います。
育成ポットを育成パネルの穴に置きます。

育成ボックスには水を水位線の一番上まで入れます(2800cc)。
液体肥料SSのキャップに2.5杯(約13cc)分を入れます。
液肥の濃度は約200倍です。
【苗を土で育てる方】
水耕栽培で育った苗が多く育った時は、季節が暖かくなったら余った苗を土耕栽培します。
ウレタン培地で育って苗はプランターや畑の土に植えて育てることも出来ます。
土を10cmぐらいの深さまで穴を開けます。
培地のまま根を下に入れて土を被せます。
液肥を上からジョウロで差します。

土耕栽培では有機肥料で育てることができますが、水耕栽培では無機肥料が主体となります。
ただ植物が根から吸収する栄養素は有機肥料も無機肥料で育ててもまったく同じイオン化したチッソやリンやカリウムなどです。
ベジタブルライフAは育成に必要な肥料のみで安心してご使用できます。
【水耕栽培で育てます】
育成ポットの上からハイドロボールが充分に濡れるように水を差します。
根が濡れたハイドロボールのスキマにどんどん伸びていきます
【光を当てます】
これから大事なのは光です。
1日8時間以上は太陽の光に当て、夜間はLEDか蛍光灯スタンドの光を8時間以上当てます。
気候の良い時期は外に育成ポットを置くことも出来ますが、虫などは来ないようにビニールなどで被いしてあげます。

温室などがあれば最適です。
自然の力を大いに利用することも大切です。
夜間は室内で蛍光灯やLEDの光を当てますと、早く成長します。
蛍光灯は赤や青の光や赤外線、紫外線などがありますので、植物に良い効果があります。
数年前までに建設された植物工場の光源はほとんど蛍光灯です。
紫外線は植物はビタミンCを青の光はポリフェノールなどの成分を多く作ります。
LEDの光源は電力代が安いメリットがあります。
もし予算があればリビングファームのLED360,LED600をご購入ください。
リビングファームが独自に開発したLEDは赤(660nm)、青(440nm)を3:1の割合でLEDが装備しています。

この黄金比率で育てるとビタミンやポリフェノールなどの抗酸化剤が野菜に多くなります。
お部屋の棚などにこのLEDを取り付けて育てますと、太陽の光が当たらないお部屋でも充分に本格的な野菜が収穫できます。

LED360,LED600はそのまま棚などにぶら下げることもできますが、反射用の天板付のLEDですと棚などに綺麗に取り付きます。
さらにLEDの光が天板によって反射されて効率よく植物に当てられます。
天板付きのLEDをお部屋にある家具の棚などに取り付けますと、お部屋がまさに室内農園になります。




【肥料をあげます】
育成ボックスの水が水位線の一番下になったときに、水と肥料を足します。
事前に1リットルのペットボトルに水いれ、肥料SSのキャップ1.5杯分の肥料を入れますと150倍の液肥ができます。
育成初期は200倍〜150倍の液肥、収穫直前は150倍の液肥を与えます。
植物が生長するのは光合成が葉っぱのなかで滞りなく行われていることが必要です。
光合成に必要な要素は光、栄養素、水、温度、酸素そして二酸化炭素です。
どれが欠けても、不足しても順調には植物は成長しません。
【葉っぱの中で光合成が進みます】
その二酸化炭素を主に植物の葉っぱの裏側の気孔から取り入れています。
二酸化炭素は葉っぱの葉緑体の中に取り入れられ、水と一緒に根から吸収された窒素、リン酸、カリなどの物質が合体されデンプンなどの物質に変化します。
その変化に必要なのが光のエネルギーです。

葉っぱの表面に光が当たり、葉っぱの内部にある葉緑素の中で光が当たり光合成がおこなわれます。

温度は活性化させるエネルギーになりますが、10度以下や35度以上の温度では成長に影響します。
このデンプンが導管を通って芽、茎そして根の成長になり植物が大きくなります。
又その植物を食べた動物や昆虫などの生長のエネルギーや栄養源となります。
【収穫の時期です】
パクチーは種植えから約40日〜45日ぐらい、マザーグリーンは約45〜55日、バジルは約50日ぐらで収穫が始まります。
季節、室温によって時期や大きさが異なりますが、パクチーやリーフレタスなどの根が大きく育った野菜は周囲の葉っぱから収穫します。
収穫は一度に摘み取るのでなく、必要に応じて収穫してください。
パクチーですと大きく育った葉っぱの茎を摘み取りますが、その後も根元からどんどん新しい芽が出てきますので、数週間収穫が楽しめます。
リーフレタスも外側の葉っぱから摘み取り始めてから、やはり数週間は収穫が出来ます。
バジルや大葉やクレソンなどははじめの収穫から数ヶ月(2〜5ヶ月)は何回も収穫でいます。
リビングファーム方式で育てると根がしっかりと伸びているので長期間収穫ができます。
バジルの茎を切り取るときはその直ぐ下に側芽があることを確認してください。
パセリ、イタリアンパセリは大きくなった葉っぱを茎から摘み取ります。
根元から新しい芽がどんどん伸びてきますので、収穫は数ヶ月(3ヶ月以上)楽しめます。
新しい葉っぱや芽が出なくなる頃には育成が終わりに近づいています。
根が黒くなり、茎や葉っぱが茶色になった頃が育成の終わりです。
【再種植えします】
終わりに近づいた頃(10〜15日前)に新たに種をスポンジ培地に植えます。
その苗が育って定植する時期になった頃に、古い株が終り育成ボックスが空きますので直ぐに育成を始めることができます。
大変効率よく野菜が連続して育てられます。
イケアのラックを使って水耕栽培を
お部屋に合ったファームができます。
