美味しいグリーンオークを水耕栽培で育てる
グリーンオークはリーレタスの中でも柔らかですこし厚みのある葉ですが、食感はパリパリとして
甘みもある大変大変美味しいリーフレタスです。
リビングファームではグリーンオークを何度か育成していますが、大変水耕栽培しやすい
リーフレタスの一つです。
種から収穫までは少し寒い室内でも40日ぐらいから収穫ができます。
その後も外側の葉っぱから少しづつ摘んで収穫し数週間楽しめます。
2021年からリビングファームの推奨リーフレタスとして提供していきたいと思います。
グリーンオークの葉の形状が樫の葉っぱに似ているのでオークという名が付けられました。
グリーンオークのリビングファームの水耕栽培をご紹介します。
[準備するもの]
リビングファーム
『リーフレタス育苗育成ココベジキット』 『水耕栽培ココベジキットi』LED付き
その他
光源として陽の当たる場所、LEDスタンドなど
[水耕栽培 苗作りキットを使って苗作り]
タネを植えるところはウレタンスポンジ培地です。
スポンジ培地はH型のスリット(スキマ)がもうけています。
これはリビングファームの特許です。
種(ペレット状の種子)は1つだけH型の真ん中の1cmぐらいの深さに植えます。
培地の素材はウレタンを発泡させており、種から出てきた根がスムーズに伸びます。
[タネ植えの手順は]
まずスポンジ培地をしっかりと水で湿らせます。
湿った培地にタネをスリットに植えてから、育苗トレイの上に置きます。
育苗トレイは培地の下が2cmほど空間があります。
培地から伸びてくる根が真っ直ぐと抵抗なく伸びていきます・・・これも特許です。
ネームプレートに植えたタネの名前と数量、日にちなどを書き、育苗トレイの端のミゾに差します。
14個のスポンジ培地を並べた育苗トレイを育苗容器に入れ、上からしっかりと水を差します。
水は育苗トレイが浸かるところまで入れます。
この水には肥料は入れません。
この水やりは重要で、タネが水にしっかりと浸透しないと発芽作用が起きません。
そのために水やり後は透明なラップで水が蒸発しないように被います。
ラップかけは大変重要です、一度濡れたタネが乾燥するとそこで発芽過程が止まってしまいその後、水をやっても発芽が起きません。
数日して発芽が始まりますが、種子により時間差があります。
培地のスキマをのぞいて見ると種の様子がわかります。
グリーンオークは比較的早く発芽が始まり、培地のスキマから4〜6日で小さな芽が見えてきます。
培地の下を見ると小さな根も出ています。
[光を当てる]発芽を見たら直ぐに光を当てます。
日中は太陽の光が当たるところに6時間〜8時間ほど置き、夜間はLEDスタンド、蛍光灯の光を
当てます。
LEDスタンド(5〜8W)を一日中当てても成長は進みます。
陽の当たらない場所で育てるときは、水耕栽培ココベジキットiのLEDの下で育てます。
[定植する時期]
培地から本葉が1〜2cm、根が7〜10cmぐらいに伸びてきたら定植の時期です。
グリーンオークは種まき後12〜15日ぐらいで定植します。
[苗を定植します]いよいよ大きくなった苗を定植する時期です。
ウレタン培地ごとハイドロボールと一緒に育成ポットに定植します。
この栽培方法はハイドロボールの効果が発揮して、丈夫な根が多くできます。
育成ポットを育成ボックスにおいて,陽の光とLEDの光を当てます。
その後は約3週間ほど、日中は陽の光を充分に与え、夜間はLEDまたは蛍光灯で育てます。
ココベジキットiで育てる方は1日16時間ほど照射して育てます。
育成ボックスの水が水位線の一番下に来た時に水と肥料を足します。
肥料は200倍に薄めて水位線下から2番目のところまで水を差します。c
日中は極力陽の光とに当てます。
紫外線の力で葉っぱにビタミンCなどが多く作られます。
グリーンオークは定植後30〜35日ぐらいから収穫できます。
外側の葉っぱから摘み取りまして、又光に当てますと数日でまた収穫できます。
グリーンオークは沢山の葉っぱが出来、収穫は数週間続きます。
新鮮で無農薬のグリーンオークは毎朝のサラダのベースとしてお楽しみください。
最後に根が黒くなったり、茎が伸び始めると終わりです。
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