

クレソンは最近米国で注目されている栄養野菜でスパーフードと言われています。
そのクレソンをリビングファームココベジを使って水耕栽培しました。
クレソンはヨーロッパ原産の植物ですが、日本には明治時代に入って来たようで、多くは水辺に野生化しています。
本来クレソンは水生植物ですので水耕栽培に大変適しています。


小さなクレソンの種を5〜6粒ウレタン培地に植えます、発芽は早く2〜3日後には小さな芽を
出しました。
ほとんどの培地から芽が出ますので発芽率は95%です。
直ぐに光(太陽光,植物栽培用LEDなど)に当てます。
光が少ないと茎ばかり伸びる徒長現象が起きます。
芽の成長は遅くて、定植出来る大きになるまで20日ぐらいです。


写真のように茎が伸び、根も長く伸びた頃が定植の時期です。
クレソンの苗をウレタン培地ごとハイドロボールで固定しながら育成ポットに定植します。
育成ポットの底のスリットから根を出してあげると失敗がありません。

定植後はリビングファームの植物栽培用LEDで育てます。
植物栽培用LEDには赤のLEDと青のLEDが3:1のバランスで装備されていますので、太陽光と同じように成長します。
このLEDバランスで栄養価も露地栽培と同等のクレソンが出来ます。
途中に何度か液体肥料(ベジタブルA)を200倍に薄めた液肥を与えます。
このベジタブルAは植物工場の水耕栽培用に開発された肥料で、植物が成長するに絶対必要な栄養分(チッソ、リン酸、カリなど)だけが 含まれており、自然界にある一部の有害な成分はゼロです。
根から養分と水、葉っぱから二酸化炭素を吸収しながら,LEDの光のエネルギーをもらいながらぐんぐん成長していきます。
育成ポットの根元からクレソンらしく茎が長く伸びていきました。

定植後の成長は早く、多くの茎が伸びてきて、20日ぐらいでクレソンの茎を途中で切って収穫します。 収穫はその都度、お料理に必要なだけ切り取りますのでいつも新鮮なクレソンが食べられます。

合わせる料理は肉料理、特に「ビーフステーキ」や「ハンバーグ」などにはクレソン山盛りに添えます。
やはり肉料理には大量のクレソンやパセリを添えるのが栄養バランス面で健康的な組み合わせです。
クレソンのピリ辛さ、その成分(シニグリン)が胃もたれ改善、食欲増進、脂肪の分解に役立つそうで、良く肉料理などには合います。
またクレソンの栄養価はビタミンA:2700μg(球形レタスの22倍)とビタミンが多く、ミネラルでは特にカルシュウムとリンが多く含んでいます。
クレソンは水耕栽培に適しており、しかも無農薬で育てますので安全安心です。 ぜひチャレンジしていただきたい野菜です。
クレソンの株がご家庭に1〜2株あるとお料理にいつでも使えます。
クレソンを育てる小型水耕栽培キットはこちらから
このキットにはLED装着していますので、陽の当たらない場所でもクレソンも栽培できます。付属の種子はリーフレタスです。


陽の光を活用してクレソンを育てるキット
このキットには苗作りから育成まで全て揃っています。
付属している種はリーフレタスです。
クレソンの種は市販をお求めください,どこの種苗会社でも水耕栽培向きです。


【ミニ水耕菜園キットを使ってクレソンを育てる】
ミニ水耕菜園キットは陽の光を使ってクレソン
水耕栽培初めての方には手軽に始められます。



